はじめまして。「おおすみ巡歴舎」のガイドを務めます。
学生時代、私は考古学を専攻していました。 土を掘り、出土した遺物を一つひとつ手に取り、 その土地に生きた人々の暮らしを想像する。 その面白さに夢中になったのが、すべての始まりでした。
学芸員の資格を取得したのち、地元の市役所へ。 長く教育委員会に在籍し、発掘調査や文化財の保護、 生涯学習・文化芸術の分野に携わってきました。 文化財を「守り、調べ、伝える」仕事に、長く向き合ってきた日々です。 行政の現場に立ち続けるなかで、少しずつ確信に変わっていったことがあります。 それは、大隅半島には、専門的に語れる人がいれば 何倍も面白くなる場所が、驚くほどたくさん眠っているということ。 その思いが、このガイド業を始める原点になりました。
~山を歩いて、土地を知る ~
もう一つ、私を語るうえで欠かせないのが「山」です。 休日は霧島連山を中心に、月に数回鹿児島の山を歩いています。 地図の上ではわからない斜面の傾き、風の通り道、 季節ごとに変わる山の表情は、実際に歩いた人にしか語れません。 古墳や山城、地形の成り立ちを案内するとき、 この「自分の足で土地を歩いてきた経験」が、 解説に確かな手触りを与えてくれると思っています。
~「巡歴」に込めた思い ~
屋号の「巡歴」は、時代を巡り、場所を巡り、思いを巡り、その土地の記憶を一つひとつ歴(へ)ていく、という意味を込めた言葉です。 一つの場所に、いくつもの時代が重なっている。 地質時代、先史時代の遺跡、古墳の時代、中世の山城、近世の街道、戦跡そして今も続く人の営み。 それを、あなたと一緒に歩きながら紐解いていく。 そんな時間をつくれたら、これほど嬉しいことはありません。 大隅半島で、お会いできるのを楽しみにしています。
おおすみ巡歴舎 代表 坂元 裕樹
▼経歴
・考古学専攻/学芸員資格
・元市役所勤務 (発掘調査・文化財保護・生涯学習・文化芸術・観光施設管理 担当)
・霧島連山を中心に、大隅の山々で登山活動中
▼資格
・学芸員資格
・赤十字ベーシックライフサポーター(救急法基礎)